繁栄と戦いの後に... | モアイを巡る旅第7話

ツアー2日目の続きです。

    ツアー構成Tour Structure

  • Rano Kau
  • Orongo
  • 洞窟Ana Kai Tangataへ
  • 海を向いて立つ七体のモアイ
  • PUNA PAUへ
  • VINAPU遺跡へ

この記事では"Puna Pau"と"Vinapu遺跡へ"を紹介しています。
"Rano Kau"から"海を向いて立つ7体のモアイ”まではこちらをご覧下さい。

1 Puna Kauへ
たまにモアイが帽子のようなものをかぶっているのをお気づきになったでしょうか。あれはプカオと呼ばれています。

プカオについてAbout Pukao

完成した普通のモアイは、海岸に背を向けて立っていて、目の場所には目を入れ、赤い石で出来たプカオをかぶっていました。 最近の有力な説によると、長く伸ばした髪の毛を結ったまげだそうです。

ここはそのプカオの工場だったそうです。至る所に赤い石で出来たプカオが散らばってます。



これもラノララクのモアイ(こちらをご覧下さい)などの上に載るはずだったんだなと思うと、不思議な気持ちになります。



上の写真のプカオには穴があいています。ガイドさんによると、ユネスコ世界遺産に登録される前はあまりいろいろなことが厳しくなかったので、チェーンソーなどで切り取って石を持って帰ったり売ったりしていた人たちがいたそうです。せっかくのプカオなので、もったいないですね。

2 Vinapu 遺跡へ
その後に、Vinapu遺跡というところへ行きました。



モアイ倒し戦争(こちらを是非ご覧下さい)が始まり、そのせいで倒されてしまったモアイ達です。6体あります。



きれいに組まれた台(アフと呼ばれます)の上で、無惨に体ごと倒れているモアイもあれば、頭が転がっているものもあります。



この棒のようなモアイは、唯一女性のモアイだそうです。確かに、普通のモアイとは形が違います。



倒されてしまったのが少し残念ですが、そういうモアイもまた味があり、なかなかいいものです。



こうしてモアイツアーが終わりました。イースター島全体を回りながら、いろいろな名所をゆっくり見た感じです。イースター島を満喫できた満足感であふれました。

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